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別 表
・日本の近代史に見るヨーロッパ人との触れ合いと鎖国
1609 将軍秀思)オランダ船平戸入港、通商を請い、その通商渡航を許可、オランダ入平戸に商館開設。
1610 新イスパニヤ(メキシコ)との通商許可、前年上総に漂着した前フィリピン長官ドンロドリゴ=デ=ピペロを送り帰す。
1611 新イスパニヤより、ピスカイノ謝礼に来航、沿岸測量許可を求める。マカオのポルトガル人に修好通商を許可。
1612 徳川幕府、キリスト教禁止令を出す。
1613 イギリス船平戸来航、使節ジョン=セーリス駿府で家康に拝謁の上、国王ジェームス1世の書を呈す。通商許可され、平戸に商館を開く。伊達政宗、支倉常長らをローマ法王・イスパニヤ国王に派遣、通商を求める。
1614 宣教師ら、マカオ・マニラに追放される。
1616 キリシタン国(英・蘭も含められる)船、長崎・平戸他の寄港禁止。
1617 オランダ人に再び通商許可。イギリス商館長リチャード=コックス将軍に国書を呈す。朝鮮信使呉允謙ら将軍に拝謁する。
1620 平戸の英・蘭商館連署して、葡・西の侵略的植民政策とキリスト教伝道不可分の関係を説く。支倉常長帰国する。
1621 シャム(タイ)国使に通商許可。マカオ、通商を求める。
1623 イギリス商館、平戸撤退、貿易絶える。ポルトガル人居住制限、日本人の渡航禁止。ポルトガル船7、明の船40隻来航し、朱印船南洋各地と往来。
1624 フィリピン、イスパニヤとの関係途絶。
1635 貿易を長崎に限定。オランダ船7、ポルトガル船3、明船40隻来航。
1636 長崎に出島を築く。ポルトガル人とその妻278人をマカオに追放。
1639 (将軍家光)ポルトガル船来航禁止、この年鎖国完成する。
1641 オランダ商館を平戸より長崎出島に移す。
1647 ポルトガル国使国交再開を請うが拒絶。
1664 (将軍家綱)キリスト教禁止令発布。
1673 イギリス船長崎来航、貿易再開を求めるが拒否。
1685 マカオ船、日本の漂流民を乗せて長崎来航、漂流民を受取、再来航を禁じる。

 

 

 

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